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【 ダービー展望1 ~ アンライバルドを買いたい理由と買いたくない理由 】 トラコミュ
第76回 東京優駿(日本ダービー)(JpnI)第123回 目黒記念(GII)第45回 金鯱賞(GII)POG情報昨日はアンライバルドの買い材料とあまり頭では買いたくない理由を書きました。
特に買いたくない理由はアナログ的な見地から書きましたが、
その後色々と調べてみたらデータ的にも死角が見えてきました。
※過去20年の皐月賞馬のダービーでの成績【7.2.2.7】
これが皐月賞で1番人気に支持された馬に限ると【5.0.0.0】とパーフェクト。
ところが
2番人気では【0.1.0.1】
3番人気では【0.1.1.2】
4番人気では【0.0.0.1】
5番人気では【0.0.1.0】
と皐月賞を2~5番人気で優勝した馬に限るとダービーでは20年間勝ち馬ゼロです。
アンライバルドは皐月賞は3番人気での優勝。
データ的には複勝率は50%ありますが勝ち馬は出てませんね。
次はちょっと独自の考え方も混じるのですが、
常々私は前走上がりタイムの評価をする上で枠順をよく気にします。
内枠では道中ロスなく脚を貯めて終いが伸びる馬が多いのに対し、
外枠では道中ロスする事が多いので、
特に2ケタ馬番で優秀な上がりが使える馬は評価するようにしています。
(特に近2走2ケタ馬番で上がり1.2位をマークした馬はダート重賞ではかなり馬券になります)
これを過去20年の皐月賞に当てはめてみたのですが
※皐月賞を2ケタ馬番で上がり1位をマークした馬【4.3.4.3】(左の着順は皐月賞でのもの、右の着順はダービーでのものです)
89年02着 ウィナーズサークル 01着
90年03着 メジロライアン 02着
91年03着 イイデセゾン 03着
93年01着 ナリタタイシン 03着
94年03着 フジノマッケンオー 04着
98年03着 スペシャルウィーク 01着
99年01着 テイエムオペラオー 03着
00年01着 エアシャカール 02着
01年02着 ダンツフレーム 02着
02年03着 タニノギムレット 01着
04年02着 コスモバルク 08着
05年01着 ディープインパクト 01着
06年06着 サクラメガワンダー 10着
07年04着 アドマイヤオーラ 03着
に対し
※皐月賞を2ケタ馬番で上がり2位をマークした馬【0.1.1.4】90年01着 ハクタイセイ 05着
92年04着 マチカネタンホイザ 04着
98年06着 ボールドエンペラー 02着
04年01着 ダイワメジャー 06着
05年02着 シックスセンス 03着
06年04着 アドマイヤムーン 07着
という成績。
参考までにターゲットでデータのある1番古いところまで調べてみましたが
86年の皐月賞馬ダイナコスモスはダービー5着、
87年の皐月賞2着馬ゴールドシチーもダービーは4着、
この2頭を加えると【0.1.1.6】、わかっているだけで22年間勝ち馬が出ていません。
アンライバルドは皐月賞は16番ゲートで上がり2位での優勝で、後者のパターン。
私がアナログ的に感じた違和感の正体はコレだったようですね。
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