～過去記事～
【 ローズＳ 2009 展望 ～ 過去2年の勝ち馬に共通するデータ 】【 エルムＳ 2009 展望 ～ トランセンドの相手に買いたい2頭 】 トラコミュ
第63回 セントライト記念（JpnII）第27回 ローズステークス（GII） 第14回 エルムステークス（GIII）セントライト記念の展望です。
このレースは好走パターンが多彩で過去の傾向を分析してみても
好走パターンを絞り込むのがなかなか難しかったです。
個人的にもいい思いをした記憶が03年位で
あまり得意なレースではないのですが頑張って調べてみました。
※前走ダービー組前走ダービー組【3.3.2.14】複勝率36.4％、このレースの主流ステップの1つですね。
特に
前走ダービー組で4角7番手内だった馬は【3.1.1.3】複勝率62.5％、
先行力を武器にするタイプの方が好走確率は高そうです。
今年は前走ダービー組に限るなら
マッハヴェロシティ、
2走前がダービーですが
ゴールデンチケットもこのタイプ。
※父か母父にノーザンかナスルーラ中山で行われた過去9回の好走馬27頭中23頭は父か母父に
大系統でノーザンダンサー系かナスルーラ系を持つ馬でした。
先に取り上げた前走ダービー組はいずれも該当しておらず、ちょっと悩ましいところです。
・・・というか今年ある程度人気を集めそうな馬の大半が該当しておらず
ひょっとしたら手がつけられない程の大波乱もあるかも・・・とも感じます。
例外的に好走した馬は過去3年に集中しており、06年03着ミストラルクルーズ、
07年03着スクリーンヒーロー、08年02着マイネルチャールズ、03着ノットアローンです。
4頭中2頭はラジオＮＩＫＫＥＩ賞の連対馬、1頭は皐月賞3着馬、
残る1頭ミストラルクルーズは同舞台の山吹賞連対馬でした。
また4頭共牝系を通すなどして
4～5代前にノーザン、ナスルーラのクロスを持つ馬ではありました。
アドマイヤメジャー
ゴールデンチケット
セイクリットバレー
ナカヤマフェスタ
パラディーゾ
マッハヴェロシティ
ミッキーペトラ一応これら7頭は父母父に直でノーザンもナスルーラも持っておらず
過去の好走馬4/27の確率にあたる馬です。
1頭か2頭好走する事はあるかもしれませんが、
少なくともワンツースリーまではないと思います。
ゴールデンチケット、ナカヤマフェスタ、パラディーゾの3頭だけは
ノーザンダンサーのクロスを持っているので、この3頭の方が少し狙いやすい印象です。
※非根幹距離実績過去9回の好走馬27頭すべての馬がクラスを問わず
【1200】【1600】【2000】【2400】という距離を含まない
非根幹距離で連対実績のある馬でした。
今年は全馬がこの条件をクリアしていますが、過去には
昨年2番人気14着クリスタルウイングなどが非根幹距離で実績のない馬でした。
※2ケタ人気を狙うなら・・・中山で行われた過去9回では
99年11番人気03着マイネルバイエルン
06年12番人気01着トーセンシャナオー
07年14番人気03着スクリーンヒーロー
と3頭の2ケタ人気馬が好走しています。
3頭に共通するのは前走新潟で負けていた馬であった事です。
速い上がりを必要とせずパワーの必要な中山と、
最も対極なコースともいえる新潟ですから（スプリント戦はリンクしますが）
勝ってきた馬よりも負けてきた馬の方がお金になるのだと思います。
前走新潟戦を勝ちあがってきた馬の成績は【0.0.2.13】に対し
前走新潟を敗れた馬の成績は【2.1.2.10】。
特に前走新潟芝コースを4角5番手内で負けてきた馬の成績は【2.1.0.3】と優秀です。
今年の出走馬で唯一該当するのが
ロードパンサー。
前走は10着大敗、前走非重賞戦でこれだけ負けた馬の巻き返し例はないんですが
新潟2200でのダンスインザダーク産駒は【0.6.2.39】と苦手コースの1つ。
コース替りで見直す手はあると思います。
と言いつつ中山芝2200のダンスも過去5年【1.7.5.49】と実はイマイチ・・・
ただこの馬自身山吹賞でも3着があるので、
このコース替りは多少でも条件好転といえると思います。
いずれにしても人気だけはないでしょうから、大穴に考えておきたい1頭です。
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