～過去記事～
【 フェブラリーＳ 2010 展望1 ～ 前走1着馬の成績 】【 フェブラリーＳ 2010 展望2 ～ ほぼ毎年馬券になる3つの好走パターン 】 【 クイーンＣ 2010 展望 ～ 上位拮抗も注目は2頭！？ 】 トラコミュ
第27回 フェブラリーステークス（GI）第103回 京都記念(GII)第45回 クイーンカップ（GIII）京都記念の展望です。
もう出走メンバーも確定、
登録のあった馬の中ではアルコセニョーラだけが回避の様ですね。
さて以前から何度か書いていますが
08年下半期以降に行われた古馬の芝2200以上の重賞はよく荒れています。
この間計26Ｒ中21Ｒ、約5回に4回は7番人気以下の馬が好走してますし、
残る5Ｒの内2Ｒも6番人気の馬が好走、5番人気以内で決着したレースはたったの3Ｒのみ。
そしてこの間全馬を買った単回収率が92％複回収率が82％。
中には昨年のエリザベス女王杯の様な極端なレースも含まれているので、
92％82％という数字は体感的にはもう少し少なく見積もるべきだと思いますが、
それ以前を調べても06年01月～08年上半期では単回収率52％複回収率67％ですから、
やはり年々と波乱傾向にシフトしてきている印象ですね。
京都記念の場合は90年代の10年間の単回収率38％複回収率58％でしたが
過去10年となると単回収率91％複回収率81％とやはり高めにシフトしてきてます。
ただ反面、近6年に限ると1番人気が5連対、
そしてその5回は相手もすべて2～4番人気が連対しており馬連ベースでは順当傾向。
最近は3着での穴が多い傾向になってますね。
今年も上2～3頭は強力だと思うので、3着だけが穴みたいなパターンになるのかも。。。
ところで今回は有馬記念1.2着馬の対決となりますがどちらが先着するんでしょう？
やや一方的なデータという気もしますけど
※過去20年有馬記念1番人気＝3着内馬の次走【5.1.1.2】
明け4歳馬に限ると【4.0.0.0】こんなデータもありますし、広い京都の外回りコースという事で
個人的には
ブエナビスタの方に期待したいと考えています。
※父サンデー、母父サンデー、母父カーリアン00年03番人気03着ステイゴールド（父サンデー）
01年02番人気02着アグネスフライト（父サンデー）
02年06番人気03着テンザンセイザ（母父カーリアン）
03年08番人気01着マイソールサウンド（母父サンデー）
04年01番人気01着シルクフェイマス（母父カーリアン）
04年03番人気02着テンザンセイザ（母父カーリアン）
05年好走なし
06年01番人気01着シックスセンス（父サンデー）
07年02番人気01着アドマイヤムーン（母父サンデー）
07年01番人気02着ポップロック（母父サンデー）
08年01番人気01着アドマイヤオーラ（母父カーリアン）
08年11番人気03着シルクフェイマス（母父カーリアン）
09年03番人気01着アサクサキングス（母父サンデー）
09年01番人気02着サクラメガワンダー（母父サンデー）
雨が降る中で行われた重馬場の05年を除くと
父サンデー、母父サンデー、母父カーリアンのいずれかが毎年好走しています。
今年の該当馬は
ジャガーメイル（母父サンデー）
シルバーブレイズ（母父サンデー）
ホクトスルタン（母父サンデー）
ブエナビスタ（母父カーリアン）
の4頭。
面白いのはこれら3つの父、又は母父が一緒に好走した例は1度もないんです。
父サンデーと母父サンデーが一緒に好走できなかったのは『たまたま』だと思うのですが、
カーリアンとサンデーが一緒に走らないってのは1つの傾向かも・・・。
一応ブエナビスタから入って相手には最低1頭は人気薄を絡めたいと思ってるのですが、
そんな人気薄を取捨する目安に母父サンデーを軽視する作戦で行こうかなと思っています。
最後に今年は該当馬がいなかったので書きませんでしたが来年以降の為に書くと、
外回り1800になってからの鳴尾記念好走馬はこのレースと好相性の様です。
一昨年1.2着のアドマイヤ2頭は鳴尾で3着同着、
昨年2着のサクラメガワンダーは鳴尾記念1着と鳴尾で好走した馬はオール連対中。
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